のれん棒の決め方
のれんを使う時には、棒も必要になってきますので合わせて用意しておくようにしましょう。
のれんを購入して、家や店舗に設置する時、棒を利用することで、飾りやすくなってきます。
この場合、部屋の入り口や玄関部分に引っ掛けることで、のれんとしての役目を
果たせるようになってきますので、必ず棒も用意しておくとよいでしょう。
関西用と関東用によるのれんの形状の違い
のれんは関西用と関東用では形状に2つの違いがみられます。
1つ目は竿へ通す部分の形状です。
関西風は棒袋の仕立てをされているものが使われています。
費用を抑えて加工することができるので、使うときに横ずれしにくいことが特徴です。
一方で関東風は共チチと呼ばれる輪がついた仕立てのものが一般的となっています。
共チチではない白い輪っかのチチが付けられることはありません。
2つ目はのれんの長さです。
関西型は縦に長いことが特徴になっています。
短めのものも存在しますが、関東と比べると長めで印刷面を広く確保することが可能です。
関東型は長さは短くて横に長い形状になっています。
これは江戸時代にのれんを素早く手でわけてくぐることがかっこいいとされていた名残です。
京都型は関西型を詳細に分類したもので、関西型よりも縦長になっています。
近年では銭湯などの入口を完全に隠すための目的として、お手頃な価格で印刷されて
設置されているものを見ることができるでしょう。
のれんに合わせた棒の選び方
購入するときには、のれんのサイズに合わせることにより、綺麗に設置することが
できますので、必ずサイズに合ったものを選んでいくとよいです。
のれん専門店では、のれん以外に必要になってくる用品を併せて販売しているところもありますので
使うものをまとめて手に入れられるようになります。
面倒なく購入したいときには、専門店を利用してみるとよいでしょう。
しかし、のれんに必要な棒を考えるよりも先に、設置の器具にどういったものを
使うかを決めておきましょう。
設置場所にもより必要な器具が違ってくるため、それに併せて棒の形状も
考えていく必要があります。
設置に関してはのれんとは別になりますので、何を使ってどこに設置をするのか
はっきりと決めた上で、どんな棒を使うべきかを相談するのが良いでしょう。
また、のれん用に使える棒にも色々なタイプがあります。
パイプ式の物を使うのももちろん良いですし、他にも竹や木の棒を使う事で
また風合いが変わってきますので、どんなタイプの物が良いのか
あらかじめ考えておくと良いでしょう。